現場には何度も足を運ぶべし
賃貸物件を一度見て気に入ったからといってすぐに決めてしまうと、いざ住んでみて「しまった」と思うことがあります。
土曜、日曜の休日に下見に行き、閑静な場所で落ち着いた環境だったと思っていたら、実は近所に鉄工所があって平日の日中は騒音がひどかったなど、時と場合で変化するものです。
陽のあたり具合なども時間帯で変わるわけです。
周囲の様子がどのようなものか、午前中、午後、夜とでチェックするのがよいでしょう。
マンション、アパートなどであれば、隣人の生活リズムがどうなのかということでも影響を受けることになります。
夜中に仕事をする人、ゴソゴソするような夜型の人が真上に住んでいたら、物音が響いて睡眠妨害になる可能性もあります。
水商売の人で帰宅するのが毎日午前様であるなども然り。
エレベータの動く音や風呂のお湯を溜める音だとか、トイレの水を流す音、生活にともなう音はつきものです。
隣人については選べないので、確認するのは難しいところです。
賃貸料が安いか高いかで、住んでいる住人の生活レベルはある程度決まってくるとは思うのですが。毎月の賃貸料にかけられる金額が同じくらいであれば、自分と似たような生活水準の人が住んでいるだろうという考え方もできます。
仮に、どうしても隣人がイヤだったら、また引越せばよいと気軽に決められるのも賃貸物件の良い点です。