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賃貸物件選びの失敗談 安い物件には裏がある!恐怖の大家

私が新婚の時に住んでいた木造平屋の一戸建て物件に関しての苦い思い出があります。

 

結婚したばかりで、少しでも広く少しでも安い物件にと思い、東京であるにも関わらず2LDKの一戸建て住宅に4万円で住めることになりました。

 

まさかと思いました。こんな幸運があるのかと。

確かに東京都でも地味な印象の区でしたが、23区ないで4万円とは破格だと思いました。


物件自体は古くてなんと築40年のありえないレトロ物件でしたがそれも味わいがあっていいかと思いました。

庭もついていて庭には大きな桜があったのです。

花見ができるような立派な桜が咲いていました。

 

しかし本当にそんなうまい話はないんだと思いました。

そこの大家さんは至近距離に住んでいたのですが
毎日私たちの住む家にやってきます。

 

訪ねてくるというのではなくて勝手に庭に入って、明らかに家の中を伺っているのです。
それが当たり前のように、庭で何時間も居座っています。

 

目が合うと「なにか困ったことないですか?」などと親切そうな事を言うのですが、明らかに毎日庭の中に侵入してただずっとこちらを見ているので怖くなりました。

 

そしてある日のこと桜の咲く季節でしたが、花を愛でていると大家さんが電動ノコギリを持ってきて
「家の中がちゃんと見えなくてじゃまだから」と言って桜の木を切り倒してしまいました。

ショックすぎて言葉もありません。

 

桜の木はきっとこの家が建った時に植えられたものなのでしょう。

大きな美しい桜でした。まさかそんな暴挙に出るとは思わず、

もうここにはいられないと思い、早々に引っ越しました。引っ越して良かったです。
安すぎる物件には何かあるんだなと勉強になりました。